治療の流れ 1.検査
歯周病の治療は検査からはじまります。
歯周組織検査
基本的にはレントゲンで歯を支えている骨の状態を調べたり、その外側にある歯肉の健康状態を調べたり、被せ物や噛みあわせを見たりします。歯と歯肉の境界はヘミデスモゾーム結合と言ってとても弱い結合様式になっていてお口のバイキンによって簡単に破壊されその侵入を許します。 (GC歯周治療ガイドシートより)
実際の検査の様子
レントゲンの説明の様子
検査結果表
特殊な検査法
更に特殊な検査方法としては細菌を直接観察する位相差顕微鏡法、歯周病原因菌の存在を確認する酵素活性測定法、おおよその菌数まで確認できるリアルタイムPCR法、などがあります。
位相差顕微鏡
酵素活性測定法のキット
リアルタイムPCR法
2.診断
診断名として日常一番多いのが歯磨きが効果的にできていない「プラーク性歯肉炎」、「慢性歯周炎」などで次に「非プラーク性歯肉炎」「侵襲性歯周炎」「全身疾患関連性歯周炎」などがあり、悪くする要因として「咬合性外傷」という病名がきたりします。